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通院しているクリニックでは卵管造影検査ではなく卵管通水検査を採用していたため、卵管通水検査を受けてきました。
- 検査はどんな流れで行われるのか
- 噂の痛みはどうだったか
実体験レポします。
※当記事は転院前の自然周期クリニックで検査した内容です。
予約時に看護師さんから伝えられたこと
検査予約時(前回診察時)には、注意事項として看護師さんからのアドバイスがありました。
痛みの感じ方は人それぞれなのでネット情報は見ない方が良いですよ。
えっ!?
卵管通水検査や卵管造影検査は痛いというコメントの方が圧倒的に多いイメージですからね。もちろん全然余裕だったというコメントも見たことありますが、痛いという印象が刷り込まれていますよね。
ただ、どんな前情報があっても結局検査するわけで(した方が良いわけで)、それならば恐怖や不安を与えるような、余計な情報はシャットダウンしておいた方が良いってことなのでしょうね。
でも、やっぱり気になって見ちゃうよね。がっつりリサーチ(ネット検索)すると、「痛くない人」「痛い人」「激痛な人」とそれぞれでしたが、私はどうだろうかとドキドキしながら当日を迎えることに。
検査当日の流れ
ドキドキしながらクリニックに到着後、いつも通りの受付をして待っていると、いつも通り内診室に呼ばれました。どうやら、通常の内診室でいつもの内診同様に卵管通水検査を行うようです。
内診
まずは内診をするってことで、いつも通りの内診が開始。
いつもの内診よりも長い時間を掛けて丁寧に内診をして下さったので、てっきり検査は開始されていると思っていました。「全然痛くない、余裕じゃん!!」と安心しきっていたところ、衝撃の事実を伝えられます。
では、これから検査するね。
あ、これからですか(心の声)
検査はまだ開始されていませんでした。そりゃー痛くないよね。
検査開始
特に器具等を入れ替えたりする様子はないものの、そのうち少しずつお腹に違和感が出てきました。生理痛のような重い感じがしてきます。
更にその後、全く想定していなかった便意が出てきました。そしてこの便意、段々強くなっていくので結構焦ります。「えー!ヤバイんだけど・・・どうしよう!!」と思っているうちに、とてつもない痛みが。
これは痛いよね?
痛いです。(即答)
しかも便意がヤバいんですけど(心の声)
ですね、これ以上は止めておきましょう。
とりあえず検査は終了となりました。感覚としては、時間にして一分程度でした。
検査終了
検査中の痛みはありましたが、終了後は普通に歩けるし気分や体調の変化もありませんでした。いつもの内診同様、着替えて内診室を退室します。
この後の診察で結果をお伝えします。待合でお待ちください。
先生から伝えられたこと(検査後の診察)
- 卵管が通っていない可能性がある。
- 痛みにより子宮が収縮して卵管が閉じたような状態になることもあり、それにより通水がスムーズにいかなかった可能性もある(卵管が通っていない可能性と子宮収縮による可能性、どちらもあり得る)。
- 圧が結構かかっていたので、これ以上は止めた方が良いかなと判断した(検査自体は先生の感覚で進めるそう)。
- 通水検査後なので、念のため明日タイミングを取り、翌々日にフーナーテストをしましょう。
診察を受けて
卵管が通っていない可能性と、痛みにより子宮が収縮して通水できなかった可能性を言われたってことですね。
卵管が通っていないから痛かったんじゃないの?卵管が通っていれば痛くないから、子宮が収縮することもないのよね??
と聞けない小心者の私。結局のところ、通過性が良くないと理解しました。
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検査後の様子
痛みについて
検査終了後もしばらく痛みは続きましたが、30分程度で痛みはなくなったと思います。個人的には便意がなければもう少し頑張れたかもしれないですね。
卵管が通ってたら(検査によって通ったら)、それだけでも妊娠の可能性は上がるそうだし、今後の治療方針にも影響するので「問題なし」という結果が良かったというのが本音です。
出血について
検査後のお薬は抗生剤を処方されました。飲んでいる間は、トイレットペーパーやおりものシートに少し付着する程度の少量の出血(鮮血)がありましたが、時間経過により、量も少なく色も褐色になりました。抗生剤を飲み終わった日(フーナーテストの日)までは出血が続いたけど、その後は出血がなくなりましたね。
検査翌日にタイミングを取るって言われており、出血してるのにタイミングとって大丈夫か心配でしたが、クリニックでは何も言われなかったので、そのままタイミングを取ることにしました。注意事項があれば、事前に伝えてくれるはずという判断でしたが、タイミングをとった後も何事もなく、特に問題はありませんでした。
卵管通水検査は本当に痛いのか?
私の場合は、便意がすごかった! 痛かった! 終わった後もしばらく痛かった!
検査代は\27,500。この金額でこの痛みは割に合わないなぁ。
ただ、私が痛かったのは通過性が良くなかったからで、卵管の状態(通過性)によっては全然痛くなかったという感想も見受けられます。でも、それは受けてみないと分からないですからね。検査が必要な人は、もうやるしかないでしょう!!
自分のカラダの状態を把握する方が優先ですよね!
卵管通水検査を受けない選択肢もあり!
卵管通水検査は、その字の通り卵管が通っているかを確認する検査です。一方で、顕微授精は『採卵→顕微授精→移植』の流れになるので、卵管が通っていなくても問題ありません。
つまり、最初から治療方針が「顕微授精メイン」の場合は、検査を受けないという選択肢もあります。クリニック側も、本人が希望しないのであれば強引に受けさせることもしないでしょう。検査時点の私は、少しの可能性も探りたかったし、自分のカラダについて知っておきたかったので、検査を受けました。
検査の実施要否は、治療方針も念頭に先生と相談しながらご検討いただきたいと思います。