超高齢不妊治療（自然周期クリニック）費用まとめ。成功報酬制でも高かった！

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自然周期クリニックでの治療内容と結果、費用についてまとめます。４０代後半での超高齢不妊治療ですから、当然保険や助成金は適用されない実費となります。

当記事は、次の方々に向けた内容となっております。

• 高齢不妊治療を受ける方で保険や助成金が適用できない方
• 高齢ではなくても１０割負担での治療を考えていらっしゃる方
• 自然周期クリニックへの通院を費用面で迷われている方
• 不妊治療ってどの位の費用が掛かるか興味がある方

成功報酬制は費用を抑えられると思ってた！

初めての不妊治療。以前の記事「超高齢不妊治療開始のきっかけ＆クリニック選びでのポイント」でも記載しましたが、クリニックを決定する手順としては次の通りでした。

• 不妊治療に関する希望条件を考え、インターネットで情報を収集しながらクリニックを絞る
• 無料セミナーに参加して、クリニックや先生・スタッフさんの雰囲気を肌で感じて決定する

その中でも、クリニックを絞る際に譲れなかった私の条件は次の２点です。

1. 良心的な費用か
2. 自分に合うクリニック、治療方針であるか

前院のホームページでは「成功報酬制を取り入れているため余計な費用はかからない」旨、記載がありました。実際、他院と比較しても良心的に思える料金でした。「自分の持っている力を引き出して体に無理のない治療をする自然周期」という治療方針にも共感できたので、そのクリニックに決定したという経緯があります。

でも、結果はうまく行きませんでした。費用も「良心的に思える」と書きましたが実態は別でした。やっぱり不妊治療は高いです。

ただ、高いとは言っても金額の感覚は個人で違うと思いますので、ご参考のため、成功報酬制を取り入れている自然周期クリニックでの費用をまとめました。

※当記事は転院前の自然周期クリニックに関する記事です。

各周期ごとの費用

治療していた７周期までの各周期ごとの費用と総費用を公開します。

結局、成功報酬制って安いのか？

各周期ごとに掛かった費用は何となく把握していましたが、１～７周期で合計すると240万円でした。

とてつもない金額です。今まで不妊治療をしている方々のブログを読み、掛かった費用が数百万～一千万越えという方もいらっしゃいましたが、「なるほど納得」です。

それでも、各周期の採卵～移植がスムーズにうまく行けばまだ良いですが、なかなか難しいですよね。私も、卵が取れなかったり顕微授精がうまく行かなかったりあって、結局移植が出来たのは７周期中３回だけでした。それなのにこんなに・・・という気持ちが拭えません。

また、こちらの自然周期クリニックに決めた理由のひとつに成功報酬制がありましたが、結局こんなに掛かってしまいました。成功報酬制と言えど、ある程度の費用が掛かることは想定していましたが、まとまった金額を見ると怖気づきますね。

もちろん、成功報酬制を取り入れていない他院と比較したら安いのかもしれません。でも結局、『安くなった＝その分、採卵や受精に失敗している』ということです。毎回、時間のやり繰りや仕事の両立など大変な思いをして通院、治療をしているのに、失敗して安くなったからってあまり良い印象ではありませんよね。

結局のところ、「成功報酬制は安いのかどうか」の判断は、自分の考え方、気持ち次第で変わってくるのかもしれません。その折り合いがつく方は、安いと感じられるかもしれませんね。

お得なおまけ情報！

ところで医療費控除をご存知ですか？

超高齢なので自治体からの助成金や保険適用の資格はありませんが、不妊治療は医療費控除の対象です。そしてこの医療費控除は、掛かった費用や申請者の年収にもよりますが数十万単位での還付もあり得るので、とても有難いものです！！