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35歳以上の出産が高齢出産と言われ、年齢が高くなるにつれ染色体異常の確率が上がったり、妊娠継続が難しくなると言われる中、40代後半の私がなぜ超高齢不妊治療を始めようと思ったのか。そして、膨大な数の不妊治療クリニックから通院するクリニックをどう決定したのか。
この記事では、以下2点をお伝えします。
- 超高齢不妊治療を始めたきっかけ
- 効率良くクリニックを選ぶポイント
高齢不妊治療を始めるか迷っている方、クリニックが決まらず困っている方は、是非読んでみてくださいね☆
超高齢不妊治療を始めたきっかけ
大きなきっかけは「46歳での不正出血」と「子供を授かれないかもという思い」が生じたことです。
46歳での不正出血
44歳の時に1度自然妊娠したことがありました。その時は9週の壁は超えられなかったのですが、その後も不妊治療を行うことは考えませんでした。
- タイミングを合わせれば妊娠できるんじゃないか
- 不妊治療って莫大なお金が必要だと聞くし出来ればお金をかけずに妊娠したい
- 婦人科系って行きにくくてなんか苦手
- 脱毛サロンへ行っていないし、通院の都度、自己流のお手入れするのが面倒
不妊治療って非常にハードルが高いんですよね・・・。1回自然妊娠できたんだし、タイミングを合わせれば妊娠できるんじゃないかと思っていました。
しかし、タイミングを合わせても妊娠せず。
44歳のあの時以降、妊娠検査薬が陽性になったことが2回程ありましたが、病院に行く前にリセットしてしまうような状況でした。結局、妊娠しないまま46歳を迎えますが、それでもすぐには不妊治療を始める気持ちになれず「次の生理が来ちゃったら行こうかな…」の繰り返しでした。
でもある時、生理予定日以外での出血が4日も続きました。通常時の生理と同じ位の出血量でしたが、通常時と比べると4日間は短く、その時に初めて「更年期」という単語が頭をよぎりました。
子供を授かれないかもという思い
今まで、様々な記事で「更年期」という単語を目にしてきましたが、「そのうち私もそういう時期を迎えるんだな」とサラッと思うだけで、自分事には感じていませんでした。しかし「更年期」という単語が頭によぎった瞬間、一気に他人事ではなくなりました。
「このまま閉経してしまったら本当に子供を授かることができなくなる」
そう思ったんですね。それと同時に「あっ、私、子供欲しいんだな」と感じました。卵子凍結はしていないので、閉経したら不妊治療さえできなくなります。この時、真面目にヤバイと思いました。
そこからは早かったと思います。色々と不妊治療に関するクリニックを調べました。
私は、食べログなどの口コミは普段から結構読み、良い評価も悪い評価も参考にするタイプです。同じように不妊治療クリニックについても検索しまくりした。
実際検索すると分かりますが、不妊治療クリニックってこんなにあるの!?というくらい沢山あります。その膨大な検索結果からどう決めていったか、どう決めたら効率良く決められるのか、私が決めた方法をお伝えします。
効率良くクリニックを選ぶポイント
- 通院の条件を設定する
- それで絞れない場合は、更に優先する条件でクリニックをピックアップする
1.通院の条件を設定する
クリニックに対する条件(希望)って、以下に挙げるように誰にでもあると思います。
- 治療方針(自然周期か刺激メインか)
- 不妊治療に特化した専門クリニックか否か
- 先生は女性か
- 複数の先生がいる場合は毎回同じ先生の診察を受けられるか
- 診察を担当する先生の希望は出せるか
- クレジットカードは使用可能か
- キレイなクリニックか
- 子供を連れての通院可否
- 子供連れがNGの場合は託児所を併設しているか
- 治療費は高いか、等々
クリニック選びの条件は人それぞれありますよね。
まずは自分の希望をいくつかピックアップし、それに合致するクリニックを選びましょう。
ちなみに私の条件はコレ!
- 通院しやすいか(自宅からの距離や診療時間を考慮)
不妊治療では、短い期間で複数回の通院が必要になることがあります。それに加え、我が家の場合、採卵日は自宅での採精予定だったので、自宅からの距離(時間)も考慮したいと考えていました。また、フル在宅の仕事と両立するため、勤務終了後でも自宅から通院できるクリニックを希望していました。 - 料金は高すぎないか(他院との比較)
そうでなくても高額と言われる不妊治療費。希望する治療をできるだけ多く行えるよう、費用はなるべく抑えたいと考えていました。また、将来を含めた自分達夫婦の生活を圧迫するほどの治療費も出せません。出せるお金には限度がありますから。 - 公式サイトはきちんとしているか
これは、不妊クリニックに限らずです。公式サイトからも、その企業の意気込みを感じられると考えています。公式サイトがしっかり作られていないと、「事業に力を入れていないの?」「アピールするネタがないの?」「責任持って仕事をしていないの?」等を感じてしまいます。折角のアピールの場なのに、蔑ろにしている気がして不安になります。
超高齢不妊治療における条件設定の例外!!
- 条件を多く設定しない
実は、年齢制限をしている不妊治療クリニックは非常に多く、高齢不妊治療が狭き門だという事を痛感します。そんな状況なのに多くの条件を付けてしまうと、更に狭き門になってしまいます。と言うか、通えるクリニックがなくなってしまいます。
それを踏まえ、私は三つの条件で検討しました。
2.優先する条件でクリニックをピックアップする
上記1.の条件で絞れたクリニックが一つだけであれば、通院するクリニックはそこで確定です!!
ですが、母数が多いのでそんなに上手くは行かないと思います。その場合は、検索結果の複数のクリニックから、更に絞る必要があります。
結局、最終的には様々な要素を総合して決定することになると思いますが、上記1.の検索で件数が相当数減っている上に、ある程度は自分の条件に合致しているため、決めやすくなっていると思います!
そして、最終的に一つに絞る際は、上記1.の条件の中でも優先順位を付けると良いと思います。私の場合は、1.2.の二つを優先度高の条件としました。
そうして、自宅から30分程度の距離にある成功報酬制を取り入れた自然周期クリニックに決めました(1.通院しやすいか)。このクリニックの公式サイトでは「自分の持つ力で選ばれた(自然に排卵された)卵子での妊活が成功のもと」いう思想をアピールしており、その思想にとても共感できたというのも理由のひとつです(治療方針は条件に入っていないので不可条件になりますね)。
また、成功報酬制を取り入れているので、採卵しても卵子がなかった場合や受精しなかったり胚盤胞にならなかった場合は、本来必要な費用が不要になります。つまり、治療費の高額化を抑止できるのではという望みがありました(2.料金は高すぎないか)。
優先順位を付けないとどうなる?
複数の条件で絞り、更に優先順位を付けて決定するのが良いと記載しましたが、では優先順位を付けずに決定するとどうなるでしょうか?優先順位を付けた場合と付けない場合で比較してみます。
優先順位を付けた場合
複数の条件があり、自分の中で優先したい条件が決まっている場合ですね。
通院が始まると、先生との相性の良し悪しが出てくるはずです。先生との相性が良ければ何の問題もありませんが、悪い場合は「他院はどうだろう?」「他院にすれば良かったかな?」等の迷いが出てくると思います。
優先順位(高)の条件で決めている場合は、きちんと条件を考えて決めたという経緯があるので「他に良い条件や自分に合う条件のクリニックはないからな」という発想になります。
優先順位を付けなかった場合
複数の条件で、どの条件をより優先したいのか自分でも把握できていない場合ですね。
優先順位を決めないでクリニックを決めた場合、先生との相性が悪かったり何か違和感を感じると、もっと良いクリニックがあるんじゃないかと思い、他院に目移りしてしまい転院という選択肢が生じやすくなると思います。
そして転院した場合、また初診から始めなくてはなりません。クリニックによっては、前院で検査済でも改めて検査が必要になることがあります。そうでなくても高齢で時間がないのに、また最初からやり直すのは時間が掛かります。当然お金も掛かります。
また、凍結胚や凍結精子があった場合は、それらも転院させる必要があり手続きや費用が必要です。
つまり、優先順位を決めることで、後々の転院のリスク(想定外の時間と費用を掛けてしまうこと)が減るのではないかと思います。
ただし、合わないのに無理して通院した方が良いという事では決してありません!!
治療方針のズレ等、先生との相性が最悪だと感じた場合は転院もアリです。優先順位(高)の条件で選んだクリニックでも先生との相性が最悪なら、精神衛生上良くないです。治療の時間だけでなく、通院日が近づくだけでもストレスになり得ますから。そんな場合は、さっさと転院先を見つけた方が良いです。
クリニックが決まったら?
クリニックが決まったら『早速予約!!』と思いがちですが、無料セミナーがあるか確認してみて下さい。
『不妊治療をすることは決まっているので、いきなり初診予約しても良いよね』と思うかもしれませんが、セミナーに参加することで、先生やその他スタッフさんの人柄、クリニックの雰囲気などにも触れられます。「本当にここに通院して良いか?」という確認もできると思います。
私が決めたクリニックには「無料セミナー」があったので、まずはセミナーに参加することにしました。詳細は次回の記事をご覧くださいね。