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初めての不妊治療の1周期目は、5日という短い期間に3回も通院してD7での採卵が決まりました。40代後半にして人生初採卵です。自分で麻酔なしを選んだものの、本当にそれで良かったのか不安を抱えながら採卵日を迎えました!
無麻酔での採卵について、当日の流れや痛み、採卵後の様子、精子持参時の注意点等々を共有します!!
自宅採精後から提出までに気を付けた点☆
我が家の場合は、クリニックでの採精ではなく自宅採精にしています。夫さんも初めての試みで緊張しただろうし、年齢的にも採精自体に抵抗があったと思いますが、嫌な顔をせずに準備してくれました。感謝。
そんな大事なセーシくん、前回の通院で看護師さんから注意があった通り、出発までは容器をタオルで包み保冷バックに入れておきます。また、振動も良くないそうなので保冷バックと容器の隙間にもタオルを入れて、保冷バックの中でもなるべく固定できるよう注意しました。
家を出発してからも、なるべく揺らさないようにゆっくり歩く、あまり腕を振らない等、私なりに工夫しました。
少しでも良い状態で培養士さんに託したいので、とにかく『温度』と『揺れ』に気を使いました!!!
不妊治療での採精は避けられないものと分かっていても、気が進まないという気持ちもあったと思います。それでも採精してくれた夫さんへの感謝の気持ちも込めて、大事に大事に運びました☆
採卵(D9)
【受付】9:30【会計】12:20(滞在時間)2時間50分
培養士さんにセーシくんを託して最初の関門は突破!!無事に提出できたので一安心です。待合いには、ご夫婦揃っている方(院内採精の方)、お一人の方(自宅採精の方)、どちらもいらっしゃいました。
診察内容
問診、採卵、内診、診察、看護師さん説明(薬処方)、お会計
問診は看護師さんが行い、体温・血圧測定を実施します。今日の体調と、薬は時間通りに服用できたかを質問された後、今日の採卵は6組中3番目だと伝えられました。
採卵準備
いよいよドッキドキの採卵です!!!何も分からず、この期に及んでも不安で一杯です。でも、看護師さんも初採卵だと認識してくださっていて、ロッカーの使用から着替え方、その後呼ばれるまでのベッドでの待機について、丁寧にご教示くださいました。
- 上半身は洋服着用のままで良く、洋服の上に手術着を着る。
- 下半身は靴下も含めすべて脱ぐ。(手術着は膝丈くらいです。)
- 不織布の帽子は、髪の毛がすべて隠れるように被る。
- 着替えたら3番ベッドで待っていてね。
- 順番が来るまで時間があるので、ベッドに携帯を持っていってOK。
もうここまでくると、「やるしかない!」という気持ちになりますね。
順番を待つベッドは、周囲がカーテンで覆われているので周りからは見えないようになっています。でも看護師さんの声が聞こえるので周りの様子は何となく把握できます。私の前の2人は、呼ばれてから戻るまで10分前後でした。2番の方が終わり、いよいよ私が呼ばれます。
採卵
手術室に入る直前に、看護師さんに生年月日と名前を伝えます。手術室に入った後にも先生と培養士さんに生年月日と名前を伝えます。間違いのないようにきちんと確認しているという印象で安心します。
手術室には手術台が置いてあり、その両端には足を乗せる台が付いています。看護師さんに、横になって足を乗せるよう促されます。その後、先生が消毒を行います。
消毒が痛いという情報もありましたが、私は大丈夫でした。
はい!力を抜いて下さいね~!
針が刺さったのか少しチクッとしました。まだ我慢できるレベルです。
こちらのモニターに採卵の様子が映ってますよ~!
ベッド脇のモニターには、黒い塊(卵胞)が針に吸い込まれてどんどん小さくなっていく様子が映っており見入ってしまいます!不思議な感覚です。
採卵中は、看護師さんが片手で肩をトントン、もう一方の手は私の手に触れながら状況を説明(実況)してくれます。不安な時に感じる人の温もりって安心するんですね。配慮に感動です。
卵が採れた後は再度消毒して終わりです。終わってみると、痛みは針を刺した時に感じた『チクッ』だけで、痛みという程のものでもなかったです。想定外でした。先生に言われて力を抜いたのが良かったのかな?
内診
採卵後の内診です。採卵後に止血用のガーゼを入れており、それを抜いて止血確認をします。このガーゼ抜きが今日一番の違和感でした。痛いというか何というか・・・。表現しにくいのですが、ガーゼを抜くときの感覚が『ニュルニュルニュル』で何とも言えない気持ちが悪い感じでした。(これはやってみないと分からない感覚だと思います。)
ヒエェッェェェェって感じでした。
診察
【採卵数】1個(予定通り)【状態】MⅡ(成熟卵)
先生から伝えられたこと。
- 予定通り1個採れ、成熟卵でした。
- セーシくんの運動率が良くないけど、顕微受精はできるので問題ないです。
- 今回は最初なので2日後に新鮮胚移植をしてみましょう。
着床前診断が気になっているのですが。
検査で染色体異常は確実に分かるけど、胚盤胞にならないと検査できないのでね。胚盤胞まで育つかどうかですね。今回は初めてだし、まずは新鮮胚移植が良いとも考えます。
先生の仰る通り、今回は新鮮胚移植を目指すことにしました。
看護師さん説明(薬処方)
今日の採卵結果も含めて、諸々説明いただきました。
- 採卵結果
- 採卵後の注意事項
- 精液検査結果
- 今周期のプラン(新鮮胚移植か凍結か等)
- 胚の成長確認を希望する場合の対応
上記を記載したA4用紙を渡されました。報告したい内容がすべて記載されているので、夫さんにも伝えやすいですね。有難い!
今日の採卵で感じたこと
まずは無事に採卵が終わり、1個でも成熟卵が採れたことホッとしました。
移植に関しては、ネット情報では胚盤胞の方が着床率が高いそうなので胚盤胞移植をしてみたいと思っていましたが、新鮮胚をお腹で育てた方が良いケースもあり、特に年齢が高くなるとそういう傾向が強くなると先生が仰っていました。そんな訳で、今回は2日後に受精後2日目の新鮮胚を移植することになりました。まずは今日の顕微授精でうまく行って、明後日に移植できる胚に育って欲しいな。
頑張れセーシくん、卵ちゃん!!
お会計
【合計】\207,070
内訳 | 費用 | |
---|---|---|
私(\198,120) | 再診料&外来管理加算 | \1,250 |
採卵準備代 | \33,000 | |
採卵材料費 | \33,000 | |
採卵代 | \55,000 | |
受精環境準備代 | \33,000 | |
顕微授精代 | \41,800 | |
薬:セフカペンピボキシル100mg | ¥300 | |
処方料 | \770 | |
夫さん(\8,950) | 再診料&外来管理加算 | \1,250 |
精液調整代 | \7,700 |
顕微授精結果、移植以降の記事はこちらからどうぞ。