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子宮鏡検査で子宮内膜ポリープが見つかり、手術が決まってから当日まで毎日ドキドキしながら過ごすことになりました。
何故そんなにドキドキしたかと言うと、全身麻酔も手術も生まれて初めてだから!!!ビビりなんです。ホントに。
- 麻酔から醒めなかったらどうしよう?
- 全身麻酔でショック状態みたいになっちゃったらどうしよう?
- 麻酔が効かず痛みを感じながら手術することになったらどうしよう?
考えれば考えるだけ悪い妄想が出てきて悪循環な一週間でしたが、ドキドキの手術から無事に生還しました。リプロダクションクリニック東京での体験レポします。
手術当日の流れ
手術が決まった時に渡された一枚の用紙。『ポリープ切除手術を受けられる方へ』と書かれていて、手術前から手術後の注意事項や当日の流れが記載されています。記載された当日の流れを簡略すると以下の通りとなります。
- 受付後、内診室でラミケンアールをいれる
- リカバリールームで着替え後、点滴等の手術準備をする
- 手術室で麻酔後、手術を行う
- 麻酔が覚めるまで安静に待つ
- 術後診察後、会計して帰宅
- 帰宅後は安静に
手術当日レポ
手術の流れに沿って、実際どうだったかをレポします。
当日朝
内服中のお薬は手術前日夜まで、食事は前夜24:00まで、水とお茶は来院時間までです。しっかりと守って家を出ます。電車遅延があると困るので、念のため早めに出発しました!!
1.受付後、内診室でラミケンアールをいれる
9:45 クリニック受付(予約時間10:00)。
その後、普通に待合のモニターから内診室に呼ばれました。いつもの内診同様、下着を脱ぎ内診台へ上がります。先生を待つ間、ほんの少しの時間だけど緊張が。ドキドキします。
ラミケンアールを入れるのが一番痛かったと言う人もいるようなのでドキドキです。
先生がいらっしゃって緊張MAX!!!
これから手術前の処置をしますね。
それでは子宮の向きを見ますね。
先生の声が聞こえずらく、子宮の「向き」と仰ったのか「位置」と仰ったのかよく分かりませんでしたが、どちらかだと思います。
タンポンの様なものが入りますね。
その後、一瞬だけ痛いような違和感がありました。お腹が生理痛のような少し重い感じがしましたが、痛みという痛みは全くありませんでした。
処置が終わり内診室を出ると、待合に戻ることなく処置室の前で看護師さんに呼ばれました。
2.リカバリールームで着替え後、点滴等の手術準備をする
処置室へ入ると早速リカバリールームへ案内されました。まずは手術前の準備です。
準備が終わったら点滴をするのでナースコールを押してください。トイレも行って大丈夫です。
着替えは採卵同様、靴下以外は全部脱いで手術着に着替えます。念のため、トイレを済ませておこうかと思ったらトイレは使用中。そこまで切羽詰まっていないものの行きたくない訳でもないし、どうしようかな。
「麻酔中って意識がないはずだけど漏れちゃうことはないのかな??」なんて、何だかんだ不安を感じながらも結局トイレには行かずナースコールを押しました。
点滴しますね、抗生剤が入ります。うち(リプロ)での抗生剤投与は初めてですか?
はい、初めてです。
では、速度を遅くして5分後にアレルギー症状が出ないか確認しますね。何かあったらナースコール押してください。
クリニック側としては当たり前かもしれませんが、なんせ私にとっては何もかもが初めての世界。「あぁ、そういう事(アレルギーのチェック)もしてくれるのね」と安心しました。そして何事もなく5分が過ぎ、点滴が早めに落ちるよう看護師さんが調整してくれました。
ベッドで横になり、右手(利き手)には点滴をしています。手術ということで、仕事を休んで家で待機してくれている夫さんに状況を報告しようと携帯を取り出しましたが、仰向けかつ左手だけのスマホ操作は私には無理で諦める事に。
仕方がないので、しばらくボーっと待っていると30分もしないうちに看護師さんがお迎えにいらっしゃいました。緊張しているからか、横になってボーっとしていても全然眠くなりませんね。
3.手術室で麻酔後、手術を行う
行き先はいつも採卵の時に入る手術室でした。先生、看護師さん1人、メディカルアシスタントさん2人がいらっしゃいました。
採卵同様、ベッドに上がるとメディカルアシスタントさん、看護師さんともにテキパキと準備を進めます。いつもの採卵では付けない心電図が付けられると、「あ、採卵とはやっぱり違うんだな」と実感します。いつも思いますが、リプロのスタッフさんは、どのスタッフさんも本当に手際が良いです。
そうこうしているうちに、口にマスクが付けられました。
点滴に麻酔を入れていきますね。針の所が少しピリピリします。深呼吸していてくださいね。
素直に深呼吸をしてみます。針の所のピリピリは全く感じません。
麻酔の間に終わってますからね~!
先生が仰った言葉は覚えていますが、次に気付いたら手術は終わっていました!あっという間!!
起こされたのか、自然と目が覚めたのか分かりませんが、目が覚めたら隣に置かれたベッドに移されて、そのままリカバリールームにベッドごと移動しました。
4.麻酔が覚めるまで安静に待つ
乗せられたベッドは元々リカバリールームのベッドだったようで、手術準備で使用していたリカバリールームにそのままINされました。トイレに行きたい気がしたのですが、我慢できそうであれば少し後にって事で少し様子を見る事になりました。結局、手術前にはトイレへ行かなかったのですが、漏れないで済んだようです。良かった!!
手術直後の感覚は、下半身に何か入っているのか違和感がありました。お腹も少し違和感がありましたが、何か入っている違和感の方が大きかったですね。痛みは全くありません。
リカバリールームに戻った直後は少しだけ眠かったのですが、それも数分後にはなくなり意識もしっかり・スッキリしていました。
(さらに数分後)眠気は覚めましたか?痛みはありますか?
痛みは全然なくて、眠気も大丈夫です。
お茶かお水を頂けるとの事で、お茶を頂きました。お茶を持ってきてくれたタイミングで点滴が外れ、同時に渡された痛み止めの説明をされます。痛み止めは痛いときのみでOK、飲む際は4~6時間程あけてって仰っていたと思います。
では、ご自分のタイミングで着替え、退出して大丈夫です。トイレも行って大丈夫です。
ここでようやく夫さんにも状況を報告でき、着替えて退出しました。
5.術後診察後、会計して帰宅
止血の確認
リカバリールーム退出後、待合で待っているとモニターで内診室に呼ばれます。内診室でガーゼを抜いて止血確認をし、問題なしとの事。
次は術後診察です。待合でお待ちください。
術後診察
再度待合に戻り、モニターで診察室に呼ばれます。この時点で、お腹の違和感はあるけど痛みはないという状態でした。
診察は手術を担当してくれた先生でした。ポリープ切除前後の写真を見ながら説明いただきました。
ありがとうございました。切除は何個だったのでしょうか?
そうですね、2個取りましたね。次回は移植に入りますか?
次回は着床の窓の検査をします。
痛み止めではない方のお薬を飲み終わったら3日程度で生理がくるので、生理3~5日で「ERPeak(+ERBiome)周期開始」で予約下さいね。
はい。今日の過ごし方で何か気を付けた方が良いことはありますか?
今日は全身麻酔だったので安静にしてください。明日以降は出血がなければ普段通りで大丈夫です。
出血も少しであれば問題ないとの事。ポリープも無事に切除できたし、何より何事もなく終わったので良かったです!!痛みも皆無で、この一週間のドキドキは何だったんだ!?という感じでした。
お会計&帰宅
・お会計:\20,700、滞在時間:3時間程度
今日は全額が保険適用でした。ありがたや。クリニックを出たのは12:50頃。思ったよりも短い滞在時間ですみました。
そして、生まれて初めての手術でようやく県民共済(保険)の申告ができそうです!!県民共済に加入して数十年、申請したことがなかったのですがようやく申請できそうです!!
6.帰宅後は安静に
自宅最寄り駅で夫さんと待ち合わせし、一緒にランチをしてから帰宅しました。ランチをする余裕もあり、手術後とは思えない感じですね。
出血について
ただ、帰宅後のトイレではビックリしました。大量の鮮血がおりものシートについていたのです。下着には漏れていなかったもののギリギリ漏れるところで、ランチでもう少し長居していたら危なかったです。
生理の時って出血する感覚がありますが、そんな感覚は全くありませんでした。いつの間にか出ていたとは、なかなか危険です。子宮鏡検査後はきちんとナプキンを使用していたのですが、結果的に不要だったので油断していました。子宮鏡検査後よりも、今回ナプキンを使用するべきでした。
翌朝までは、おりものシートで事足りる量の出血(鮮血、茶褐色両方)がありました。翌日の日中は、ほとんど出血はなく、夜に少しだけ鮮血の出血がありました。
痛み・違和感について
当日夕方までは腰の周りが重たい感じがし、翌日にお腹の痛みと重い感じがありましたが、いずれも我慢できる程度でした(このお腹の痛みと重さはポリープ切除とは関係ないかもしれませんが)。
手術後日レポ
出血について
術後の出血は数日と聞いていたものの、結局5日間ほど続いていました。とはいっても、2日後以降はおりものシートに少し線が付く程度だったので、出血とは言えないかもしれません。
お薬について
術後診察で先生が仰っていた「痛み止めではない方のお薬」は『プラノバール配合錠』でした。
私は大丈夫でしたが、副作用が出る場合があるようなので、簡単にでも先生から説明が欲しかったなと思います。このお薬に関する説明は皆無、名前さえ伝えられなかったのでそこは残念でした。
手術を終えて
感想
本文にも何回か出てきていますが、痛みをほとんど感じずに準備から手術終了まで過ごせました。麻酔もあっという間に効いたようで、あっという間に手術が終わった感覚でした。あれだけ不安だった全身麻酔の影響もなく、無事に終わった事に安堵しています。
手術後の出血(おりものシートに茶褐色の線が付く程度の出血も含めて)が思ったよりも長引いたので、そこだけはアレ?と思いましたが、結果的に問題ありませんでした。
気を付けたいこと
1.ナプキンを持参しましょう!!
帰宅途中に出血する可能性があります!
「まっすぐ帰宅する」「どこかに寄ってから帰宅する」に関わらず、手術後はナプキンを使用した方が無難です。
2.医療保険や共済に入っている場合は申請を忘れずに!!
入っている保険の種類や保障条件にもよりますが、日帰りの子宮内膜ポリープ切除は手術保障を受けられる可能性があります!加入している保険等がある方は一度ご確認を。