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リプロダクションクリニック東京での移植前検査周期の最初の検査は、子宮鏡検査になりました。前回の診察で処方されたお薬をきちんと飲み(2回だけ夜分を飲み忘れましたが・・・)準備は万端!!
巷では「子宮鏡検査は痛い」などのウワサがありますよね。
クリニックから渡される同意書にも、検査時に多少の痛みが伴う旨記載がありましてとてもドキドキしました。今回はその子宮鏡検査のリアルな感想をお伝えします!
子宮鏡検査の流れ
いつも通りの受付・採血を
どんな流れで検査に辿り着くのか不安な中、採血まではいつも通りでした。
次は内診で呼ばれます。待合でお待ちください。
子宮鏡検査の前に内診するのかな?それとも内診室で検査するのかな??
同意書に多少の痛みを伴うと書いてあったのでソワソワドキドキするな。(心の声)
内診
こちらもいつもの内診同様、下着を脱いで内診室へ。
こちら(内診台)へ座ってお待ちください。
数分後、先生がお見えになり、まずはいつも通りの内診を。
- 子宮内膜の厚さ
子宮内膜の厚さが10mmちょいあってビックリしました。不妊治療を初めてから子宮内膜の厚さはそれなりに気にしていましたが、10mm超えたのは初めてで、薬の効果を実感しました。前院の自然周期クリニックの時は、ここまで厚くならなかったので、なぜ薬で対応してくれなかったんだろう?と疑問がいっぱい。それとも、前院では単に薬の効果が出ていなかっただけなのか?とにかくせいぜい9mm程度までで、厚くならないことに不安を感じていたので、薬のおかげだったとしても内膜が厚くなったことに感激しました。 - 卵胞
左右に一つずつあり、サイズも共に7mmほど。採卵周期だったら生理3日目で卵胞2個・サイズ7mm程度なんて大喜びレベルなので、採卵周期に変えた方が良いんじゃないかという迷いが。
でも、移植周期に入るって決めたんだし、色々考えるとせっかくの決意が揺らいでしまうのでね。そもそも、このまま採卵まで2個の卵胞が順調に育つとも限らないし、2個採卵できたとしても前回のように少し残念な結果になるかもしれません。何事もタイミングってありますから。
改めて、移植周期に入る決意を固めました。
次は子宮鏡検査です。待合でお待ちください。
結局、いつもの内診で終わりました。
いよいよ子宮鏡検査へ!
子宮鏡検査の呼び出し
内診から戻ってほどなく、待合室にメディカルアシスタントさんが呼びに来ました。いつものモニターでの呼び出しではなく、直接メディカルアシスタントさんに呼ばれます。
検査場所はレントゲン室?
検査場所は、待合と同じフロア3階一番奥の「放射線区域」って書いてあるお部屋でした。このお部屋の前を通るのは採卵日の朝だけなので「ここに入る日がくるとは!」って感じです。中へ入ると狭めの着替えスペースがあり、消毒やティッシュ、ウエットティッシュ、スリッパ等、内診室の着替えスペースと同じようなものが置いてありました。
検査目的の説明&着替え
メディカルアシスタントさんが検査目的を説明してくださいます。その後着替えです。内診同様(下半身だけ下着を脱ぐ)の着替えでした。
着替えが終わったらお声がけ下さい。
今日はパンツですね、バスタオルをご利用されますか?
バスタオルはなくて大丈夫です。
検査スペースへ
着替えスペースと検査スペースはカーテンで遮られているだけで、カーテンを開けると、透明茶色のレントゲン用撮影台が置いてあり、両脇に足を乗せる台が付いています。お尻が置かれる位置にはシートが敷いてあります。撮影台の横にはモニターがありました。採卵時と同じイメージですね。
シートの上にお尻が来る位置で仰向けになって先生をお待ちください。スカート(履き替えた)がシートに乗ってしまうと濡れてしまうのでお気をつけ下さい。横のモニターで検査の様子を一緒に確認することができますよ。
まさか同時進行で自分の子宮の中を見られるなんて思わなかったので、ドキドキからワクワクに!!
しばらく待って先生がいらっしゃいました。
あぁ若手の先生だ、不安(心の声)
同意書に「稀に骨盤腹膜炎になる事がある」と記載があったので、慣れているであろうベテラン先生を密かに希望していたのですが、若手の先生でした。若手(に見える)というだけで、実は経験豊富かもしれないし、骨髄腹膜炎と先生の腕は関係ないかもしれないので完全に私の思い込みなんですけどね。
いよいよ検査開始!
機械が入り消毒が始まります。先生が簡単な説明をしながら行ってくれています。しばらくすると、メディカルアシスタントさんから一言。
ここから少し頑張って下さいね!!
痛いのくるか!!!(心の声)
と思って気が張ったけど全く痛くない。
思わずモニターを見ると、キレイなピンクの管に水泡のようなものが流れて行く様子が写ってました。小さい透明のスーパーボールのようなものがコロコロ流れていて、とってもキレイでした。これから痛くなるのかな?
結局、お腹が少し重たい感じの違和感はあったけど痛みはほとんどなく、数分で検査が終了しました。
体調はお変わりありませんか?
全然大丈夫です、ありがとうございます!
着替えが終わったらそのまま退出していただいて結構です。待合でお待ちください。
お疲れ様でした。
私は、採卵後はナプキンではなくおりものシートで問題ないのですが、今回は何か水泡のようなものが見えたので念のためナプキンを使用しました。液体が出てきちゃったら困るなと思ったのですが、結局は帰宅まで何事もなく、私の場合はおりものシートでも問題ありませんでした。
前述した『小さい透明のスーパーボールのようなものがコロコロ』についてですが、調べてみたところ生理食塩水のようでした。水ってカラダの中ではあんな風に流れるのね!!良い経験でした。
子宮鏡検査は、子宮検査用の細い内視鏡を子宮の入り口から挿入して行います。
千葉市立青葉病院(子宮鏡検査について)
生理食塩水を流して子宮をふくらませ、子宮鏡に内蔵のカメラで子宮内の様子をテレビモニターにうつし、子宮内腔を観察する外来検査です。
検査後の診察
待合スペースに戻りファイルを見ると検査結果の紙が入っていました。そこには、「正常」「ポリープ」「筋腫」等々の欄があり、正常の欄は空白でポリープの欄に○がしてありました。
・・・ポリープか。どんな影響があるんだろう。不安。
そして診察に呼ばれます。
お伝えしなければならない事があります。
検査の結果、ポリープがありました。
先生から伝えられたこと
- クリニックの方針としてポリープがある場合は基本的に切除する
- 切除の手術は全身麻酔で実施する
- 次回はERPeak検査(着床の窓検査)の予定だったけど来月に持ち越しになる
(ポリープ切除の手術により今月の検査は不可となる) - 手術を受ける際の注意点等の説明
- 手術日の調整
- 手術日の来院時間は前日にメールでお知らせする
- 手術は保険適用になる
- クリニックで処方されて服用している薬は前日夜まで、ラクトフェリンは制限なし
色々説明していただいたけど、今日の診察担当だった先生は軽く高圧的な人でちょっと苦手。ポリープの切除なんて一大事な話を聞くなら、信頼のおける先生を希望しておけば良かったと若干の後悔がありましたが、まさかこんな事になるとも思わなかったのでね。仕方ない。
※この時点ではそう思ったのですが、リプロでは検査周期の医師の希望はできませんでした。苦手な先生に当たってしまっても、どうしようもなく、運が悪かったと思うしかないですね・・・。
手術日は、予約が多く最短で一週間後とのこと。もともとERPeak検査を一週間後にやりたいと思っていたので、仕事との兼ね合いとしても問題なく一週間後に決定し、そして診察は終了。
お会計
お会計の際、いつもは1パターンの明細が2パターンあることに気付きました。
どうして2パターンの明細があるのでしょうか?
子宮鏡検査の結果、手術をされることになったので今日の検査も保険適用になります。
保険適用外の明細と保険適用の明細で2パターンになります。
なるほど、そういうことですね!
通常の超高齢妊活の範囲では保険適用されないけど、手術が絡んでくると保険適用になるということですね。少しでも安くなるなら良かったです!
費用(保険適用)
区分 | 項目名 | 費用 | 合計 | 総合計 | 支払額 |
初・再診料 | 再診料 | \750 | |||
夜間・早朝等加算(再診) | \500 | ||||
時間外対応加算2 | \40 | ||||
明細書発行体制等加算 | \10 | \1,300 | |||
検査 | EF-子宮 | \8,000 | |||
AST、ALT、LD、BUN、ALP、γ-GT | \930 | ||||
CRP | \160 | ||||
末梢血液一般検査 | \210 | ||||
血液学的検査判断料 | \1,250 | ||||
生化学的検査(1)判断料 | \1,440 | ||||
免疫学的検査判断料 | \1,440 | ||||
B-V | \400 | \13,830 | \15,130 | \4,540 |
費用(保険適用外)
項目名 | 費用 | 総合計(支払額) |
夜間・早朝、土日祝等加算 | \550 | |
P | \2,200 | |
E2 | \2,640 | |
超音波検査 | \5,500 | |
クラリスロマイシン錠200 | \264 | |
ラクトフェリンサプリメント | \7,290 | \18,708 |
後から気付きましたが、保険適用と保険適用外の両方で「夜間・早朝加算(表内下線部)」が取られているんですよね。項目名が異なるので別物なのか?良く分かりませんが、なんだかなぁって気持ちになります。
たかが500円、されど500円。塵も積もれば山となります。
検査の感想と子宮鏡検査は必要か
検査の感想
痛みはなし(私の場合)
巷では「痛い」と言われているらしい子宮鏡検査ですが、私はお腹が重くなる(生理痛のような)という多少の違和感を感じたものの、痛みを感じることはなく無事に終わりました。モニターで検査の様子を見られて、しかも映像がキレイだったので、それも気が紛れるきっかけ(意識がそっちに向いていた)になったのかなとも感じています。
検査中の説明もなし
モニターを見ながらの検査という事だったので、先生が簡単な説明をしながら検査してくださるかと期待していたのですが、消毒の時以外は説明がなかったので少し残念でした。若手先生じゃないベテラン先生だったら、簡単でも説明があったのかなぁ?
子宮鏡検査は必要か?
子宮鏡検査に限らず検査の実施要否って、治療全体の費用や検査の効果を考慮しながら取捨選択をすると思うので、人それぞれ何を優先するかによって変わると思います。子宮鏡検査に限れば、過去の検査で問題がなかった場合は、今回は別の検査のために費用を回したいという思いも当然あると思います。(過去の検査が正常だったとはいえ、今回も正常だとは限りませんが、優先順位も踏まえるとその様な考えもあると感じます)
ですので、一概には言えませんが、検査の経験が一度もないなら検査した方が良いと感じます。
私の場合は、子宮鏡検査は初めてで迷いなく検査を希望していました。そして子宮内膜ポリープを見つけることができました。子宮内膜ポリープは着床に影響するので、移植周期に入る前に切除できることは本当に良かったと感じています。また、検査の結果、異常がなければそれはそれで安心できますしね。
状況が許すなら検査をすることが望ましいでしょうが、ご自身の状況や今後の治療内容に合わせて、子宮鏡検査の要否を検討するのが良いと感じます。